第207回日本語例会(2020/8/16)

日本語例会(Japanese)

多くの参加者が夏休み最終日ということで、自宅から夏を最大限楽しむオンライン例会を開催しました!

■ビジネスセッション

会長の挨拶では、前回に引き続き「短歌」についてです。俵万智さんのサラダ記念日の一説で雨上がりの葉桜を読んだ句があるのですが、とても感性に響いたとのことです。自身でもオンラインでの即興スピーチについての気持ちを詠んだ一句を披露されていました。府中クラブ内で短歌が流行りそうな予感!?9/27(日) 10時-12時で府中TMC、所沢TMC、立川TMCとのオンライン合同例会アナウンスがされました。各クラブのスピーチが聞けるだけでなく、オンラインスピーチづくりのワークショップもあるとのことです。奮ってご参加ください!

■今日の言葉

今日の言葉とは、普段使わない言葉を例会中積極的に使ってみて語彙力を高めるためのものです。今回は、「心・技・体」です。「心」伝えたい気持ち、「技」はスピーチのスキル、「体」はボディランゲージと、スピーチにも通じるところがあります。

■TMOD

本日の司会の方は、夏休みが本日までとのことでした。読まずに積んでいた積読本が36冊あったそうですが、自粛夏休みで5冊も消化できたとのことです。なのですが、本をオフする中古本販売店で6冊増えてしまったとのことです・・・

■準備スピーチの部

準備スピーチとは、トーストマスターズのそれぞれのガイドに書かれたプロジェクトにそって、目標をたて、決められた時間内で行うスピーチの事です。今回は、3名の準備スピーカーがスピーチを行って下さいました。最初のスピーカーは、「私のメンター」というタイトルで、トーストマスターズでの経験についてお話されました。トーストマスターズクラブでは、新入会員のアドバイス役としてメンターという役割が割り当てられます。メンターから様々なアドバイスをもらったというエピソードを話されていました。スピーチの作り方では、ポイントを絞った方がよいというアドバイスをもらったり、大事な役割を担うときは一人で背負うのではなくみんなで協力していこうと背中を押してもらったことなどが話されていました。
2番目のスピーカーは、「大切な言葉」というタイトルで、言葉の大事さについて話をされました。3つのポイントを挙げられていて、 自分の考えをすべて言葉では表現できな①い、 自分の言葉はそのまま相手に伝わるわけではなくフィルターを通して伝わる、 以 ②③心伝心は禍の元、ということを話されていました。家族にもありがとう、ごめんなさい言おうと思いました。3番目のスピーカーは、「同僚関係」というタイトルで、コミュニケーションのスタイルについて職場での体験を交えて話されていました。コミュニケーションのスタイルは、自己主張 の強/弱、感 情の強/弱の2軸であらわされます。どれがいい悪いということはなく個性ですコミュニケーションのスタイルを意識 することによって職場の新人をうまく成長させることができた事例を話されていました。

■テーブルトピックスの部

テーブルトピックスとは、その場で与えられたお題で、2分間のスピーチを組み立てて披露するというものです。本日のお題は3つ。1.今行きたい旅行先 仕事柄夏休みがないということで、ゆっくり休みたいとのことでした。2. 今食べたいご当地フード府中駅近くのホテルで、東北地方の食材を取り扱ったビュッフェがあるので、行ってみたいとのことでした。3. 今行きたい旅行先中国から参加された方が話され、日本の回らない寿司や温泉 、焼肉食 べ放題 、スイーツ巡りなどいろいろ堪能したいとのことでした。

■論評の部

先生 のいないトーストマスターズでは、担当になった会員が、それぞれの準備スピーチを論評 します。ポジティブな 評価 と、いくつかの改善点 を述べて、スピーカーを励まします。論評 者には、スピーチを注意深 く聞いて、短時間でまとめる力が求められます。今日の3人の論評者も温かく的確な論評をされていました。

■結果発表

毎回、参加者の投票 により、「テーブルトピック」「論評 」「準備スピーチ」のそれぞれのスピーカーの中からベストスピーカーが選ばれます。選ばれた皆さま、おめでとうございます。
残暑厳しい中ですが、暖かい気持ちになれる楽しい例会でした。