府中トーストマスターズクラブ > これまでの開催記録

第123回例会(日本語例会)

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トーストマスターズクラブは、春と秋のそれぞれでスピーチコンテストを開催します。スポーツの大会が地方大会、県大会、全国大会のように順々に勝ち上がっていくのと同じく、トーストマスターズのスピーチコンテストでもクラブ代表のスピーカーが、より上位のコンテストに進出し、最終的には全国大会へ、英語の全国大会での優勝者は、さらに8月の世界大会へと繋がっています。スピーチの内容は、特に決まりはないのですが、主にご自身の体験などをベースにしたスピーチが多いです。

私達のクラブでのコンテストでも、英語のスピーカーが3名、日本語のスピーカーが2名参加しました。

まずは、英語のスピーチの報告からです。
Mさんは、ご自身のお仕事に関するスピーチをされました。Mさんは、ご自身の仕事でやること、やらないことの制約があることに気づき、その制約を取り払って、さらに成長することができたというスピーチでした。その打開策のヒントが、北京オリンピックの柔道の金メダリストのコメントだったそうですね。春のコンテストのスピーチテーマは、人の心を動かして行動を変えるようなスピーチが適当であるとよく言われるのですが、そのパターンに綺麗に当てはまるスピーチでした。
Kさんは、改姓に関するスピーチをされました。Kさんの苗字は奥様の苗字で、変更にあたっての葛藤、さらには国の制度についての意見を述べる大きな話でした。Kさんのユーモラスな雰囲気にあって、楽しく聞きましたし、とても共感できました。
K島さんは、職場の方の奇妙な動きからゆる体操の存在を知り、その効果を解説する情報番組のようなスピーチでした。スピーチでは、聴衆を巻き込んで一緒に体操してしまう型破りなものでしたが、皆さん笑って反応していました。さすがにスピーチ上級者の余裕さが現れていましたね。

次は、日本語のスピーチの報告です。
Tさんのスピーチは、ご自身が勤めている医師の仕事に関することでした。医師の仕事は普通の仕事と異なって責任が重く、万が一、患者さんが亡くなると立ち直ることが非常に難しいものであることを知るスピーチでした。私達のイメージする医師像とは違うのだ、ということをよく分かりました。
K島さんのスピーチは、英語のスピーチと内容が全く同じでした。聴衆はスピーチの落ちも知っているので、スピーカーは非常にやりにくいはずです。でも、堂々と最後までやりきった姿、英語と同じ内容を日本語でしていることの面白さで、大きな笑いが巻き起こっていました。

さて、クラブ内コンテストでは、スピーカーの他にも多くの役割を沢山の方と分担します。
計時係は、スピーチの時間を計測してスピーカーに時間経過を緑・黄・赤のカードでお知らせします。どんなスピーチも、時間内で終えることがメッセージの伝わりやすさにもつながります。
コンテストのスピーチの良さは、聴衆の中にいる審査員が評価します。審査員はスピーチの内容(50%)・話し方(30%)・言葉遣い(20%)の採点配分で、客観的に審査します。審査員は、少し経験の積んだ会員が担当します。どんな方も、いずれは経験して欲しい役割です。
集計係は、審査員の投票用紙を回収する役割です。実は、コンテストの審査員を担当された方は秘密なので、こっそり受け取ることが重要です。
会場係は、演題やプロジェクターの設置をお手伝いする係です。今日も急なお願いにも関わらず、引き受けて頂きました。

スピーチコンテストを通じて、沢山の学びがあります。聴く側はもちろんですが、話す側もどうやったら自分の伝えたいことが伝わるか、考え抜く必要があります。そういう経験が、卓越したコミュニケーションスキルの習得、自分の考えを整理することにつながります。これからも、全ての方にスピーチコンテストを経験して欲しいですね。