府中トーストマスターズクラブ / Fuchu Toastmasters Club > これまでの開催記録

第183回例会(日本語例会)

190818.jpg令和時代、最初の夏。
8月18日、府中市民活動センター プラッツ 第一会議室にて第183回例会が開かれました。
今回は日本語例会です。

【準備スピーチの部】

準備スピーチ1:タイトル「バドミントンクラブの運営」
アイスブレークの後、2度目のスピーチとなるAさんのスピーチは大きく成長しているように感じられました。
それはまるで、前回よりも立ち位置が大きく一歩前に出て来ているかのようでした。
社会人バドミントンクラブの運営に関わるAさんは、部員たちの「居心地の良さ」を大切にしています。
3つのキーワードは「皆で、明確化、平等化」です。そこで語られたAさんの取り組み方は、部員全員に対する誠意の表れのように思われました。
閉会後、Aさんは前回のアイスブレークの際に論評で指摘された点を今回、改善してみたと話されました。
フィードバックを素直に取り入れることにより、訴えるものがとても大きくなっていることに私は驚いたのです。

準備スピーチ2:タイトル「私のリーダーシップスタイル」
2人目のスピーカー、Bさんの今回のプロジェクトは「自分のリーダーシップスタイルを理解する」です。
Bさんは職場で昇格した際、新しいポジションでいかにリーダーシップを発揮し仕事に取り組むかを、話されました。
終始自信に満ちた語り口でスピーチは進みます。Bさんの考える「90日プラン」の構想を、語るその姿は、実際にBさんが日頃働いているスタイルをこの場で再現しているかのようです。
閉会後、参加者の一人の方が「まるで、ビジネスのセミナーに参加しているかのようだった」という感想を話されておりました。私も、まさにそう感じました。
Bさんのリーダーシップのもとで仕事をしてみたい、と思われた方も参加者の中にいたのではないでしょうか。

準備スピーチ3:タイトル「学問とすすめ」
Cさんのスピーチは日本の古典芸能「落語」のスタイルで唐突に始まりました。プロジェクトは「パワフルな説得」です。
冒頭、「おい、八兵衛!」での始まりにとても意表を突かれました。
2004年から通信大学で学んだ経験から、「いかにして独りで勉強を進めていくか」を学んだCさん。「活用のない学問は無学に等しい」という強いメッセージが伝わってきました。
Cさんは以前、本番のスピーチに向けて10回位は練習している、と語られたことがあります。閉会後、今回もかなり練習されたのですか?と伺ったところ、意外にも全く練習しなかった、という答えが返ってきました。電車での通勤時間に何度も頭の中で繰り返しリハーサルしたと。その約6分のスピーチは、メモを一切見ることもなく語られました。
良質な学び・学習とは実践・実施を前提としたものである...というこらしい、と思ったのです。

準備スピーチ4:タイトル「正しく聴く」
4番目のスピーカーはDさん。「ボーカルバラエティ」が今回のプロジェクトです。
トーストマスターズでは、常にスピーチを発信する練習をします。しかし今回のDさんのタイトルは「正しく聴く」、すなわち受け手となるときの姿勢についてです。
原稿を手に話を進めるDさんは、とても丁寧で力強い口調でスピーチを進められました。「聴くときに大切なことは、そこで語られていることが正しいのか、間違っているのか、広く情報を得ること。」というメッセージが込められています。
Dさんが前回語られた、捕鯨船上でのストーリー展開とは全く趣が異なっています。トーストマスターズの準備スピーチでは毎回、プロジェクトにて与えられたテーマに合わせたスピーチを展開します。プロジェクトの内容、テーマの選び方そして語り方次第で、独りの語り手が様々な印象を与えるスピーチをすることができることを実感しました。

今例会の4つのスピーチの順番を逆に並べてみますと...
先ず、聴く姿勢を身につける。→書を読み学び、さらに実践する。→実社会で仕事として取り組む。→ストレスで疲れたときにはスポーツで発散!という見事な並びになっていたことも素晴らしいです。

【テーブルトピックの部】
今回は夏休みに関するテーマが準備されていました。
・お盆休みに起きた、最も良かったこと、そして最も悪かった出来事。
・過去、最も素晴らしかった夏休みの出来事。
・来年の夏休みに計画したいこと。
3人のスピーカーの方々がそれぞれ与えられたテーマをもとにスピーチを展開しました。

【論評の部】
トーストマスターズクラブはスピーチを学ぶ場です。しかし、先生やコーチはおりません。メンバーが論評者となり準備スピーチについて、スピーチの印象、良かった点、そして改善点を話し、次回のスピーチをするための論評をします。論評者はその日に語られる準備スピーチを注意深く聞き、その場で論評を生みだします。今回は4名のメンバーが論評者となり、準備スピーチに対する論評を繰り広げました。